……というわけで、この日曜日には「ツール・ド・NIKKO」(ファンライド山岳日光コース:96km)に参加してきまして。
ツールド日光への参加は2回目、前回はファンライド日光コース:70kmに参加。レポートはこれとかこれとかこれとかから。
去年とコースは変わってますが、今回はまとめて書きましょう。
★
現地駐車場到着は朝6時過ぎ。
この時の外気温は19度で、なんと路面はフルウエット。
まぁ明け方まで結構な降りでしたからね。山の上には真っ白なモヤがかかっていたりとか。
現時点では雨は無し。天気予報的には「今日は1日曇り」でなんですが、この状況だと多少は降られることを覚悟しないといけないかもしれません。
駐車場で自転車を組み立てて着替えて会場まで。
この4輪の駐車場、去年は申し込みが遅くて第二、今年は無事に第一をゲット。
ところがここが第二より若干遠い。しかも会場までは一方的な下り坂。
これ、帰りにはヘトヘトの状態で上ってこなきゃいけないんじゃないですかね?(そうそう)
会場でイベントの雰囲気を楽しんだら早めに並びます。
この手のイベントでは早く出るに越したことがない。ってのをここ2年で学びましたから。
俺の96km(黄色ゼッケン)のスタートは、最初にスタートする100kmコース(赤ゼッケン)の次。
赤ゼッケンが7:20amスタートで、俺が8:00前後かな?
黄色ゼッケンとしては3,4組目くらいだったはずです。
ちなみにこの時はウインドブレーカーを羽織って。
雨は降っていませんが路面がこの状況ですからね。序盤からウエア濡らすと疲れそうだし。
※路面と気温の割にウインドブレーカーの類を着てる人は2割くらいだったかな?やっぱり皆ハレの衣装(?)を見せたいんでしょうか。
※これはスタート前で先画像と反対方向から。路面濡れ濡れですね。
走り出しての序盤のコースは昨年同様。ここでは慌てない慌てない。
そして今市市内を抜けるまでの信号渋滞も昨年同様。
去年も書きましたが、この部分だけはコース再考の余地があるかもしれません。
#県外からのお客さんに日光杉並木を走ってもらいたいという気持ちはよくわかるのだけれど。
天候はくるくる変わって、時折さあっと雨も降って。
いや、ウインドブレーカー着てて良かったですよ。その分風の抵抗は増えましたけどね。
20kmちょいの第一エイドまでは基本下り、なのであっという間に到着、楽ちん楽ちん。
水を補給して豆腐を食べて。他にキュウリとトマトもあり。そして何故か干芋を頂いて(これが結構美味しかった)
※第一エイド
※もちろん栃木産です
ここまで体調は悪く無し。筋肉・心肺・膝共に異常なしっと。
あ、あと水ハネはかなり汚れますね。皆背中が黒くなってたから俺もそうなっていたはずです。
その先、鬼怒川温泉まではゆるゆると上りが続いて。
そして、何故かグループの先頭を走ることが多くなってきまして。
上りの先頭は辛いんですよねぇ、誰かに引っ張ってもらえないかなーと思う時ほど前に人影が見えなくて。
※そして後ろから追い越していく人は速くて付いていけないし。
40km弱の第二エイドは一番大きなエイドステーション
スープ(ほうれん草)とバナナ、そして湯波にぎりが美味でした。
「ちょい足に疲れが出たかな?」と思いながらもさくっと出発。
今回は全面的に休憩を控えめにしてみようと思ってます。
出発前にはウインブレーカーを脱いでしまい込みます。
この先本格的な登りエリアになりますからね。
去年の70kmのUターンポイント、龍王峡手前の有料道路入口をスルー。
ここから先が未踏のルートとなるわけです。
龍王峡から日塩もみじラインの入口までが結構な上り坂。
んでもオートバイではお馴染みの路なので距離感が判るのが救いです。
川治温泉まではアップダウンが激しくて。
こちらは「こんなに上下してたかなぁ?」まぁ動力付きで走ってると気づかない事も多いんですが。
この辺りがトンネルだらけなのは周知なので、前後ライトは点灯しっぱなしです。
川治温泉の「かわじい」で給水・トイレ。
オートバイだとまず寄らない場所なのでこれは新鮮でした。
#トイレが綺麗だから今度使おうっと。
空はまた変わってちらり青空も見えて。
※ここは給水のみ
”かわじいぢゃ”
※ちらりとでも見えるとやはり嬉しく
そして予想はしてましたが、ここから五十里ダムまで上がるのが大変で大変で。
ヒーヒー言いながらスタンディングで登って行きます。いやー、ウインドブレーカー脱いでおいて良かったぁ。
五十里ダムから道の駅湯西川の入口までもヒーヒールート。
「こんなに上下(略)普段エンジン付きで(略)
ヒーヒー騒ぎながら上り切って、景色の良い橋の上では県外組と思われる人達が記念撮影中。
あ、俺も混ぜていただこうっと。
さて、ここまで登ればひと安心。ここが今日のルートの頂上ですから。
五十里湖をぐるり回って旧道を使って戻ってきて。
川治ダムまでもほぼ下り。あー足を休められるわ~
この先はしばらく急な下り。なので一旦集まって集団で降りますとのこと。
例によってグループの最後尾について、急坂をゆるゆる下っていきます。
この途中にあるのが、オートバイでも要注意にしている事故の多いトンネル。
出口が急激に折れているんですが上から来ると判りにくいんですよ。
「ここは特に慎重に」とトンネルへ。と、確か最後尾だったはずなのに追い越していく自転車が2台。
あれ?やばいじゃん、あの速度じゃこの先曲がれないじゃん!
案の定、出口でオーバーランして反対車線へはみ出していった2台。対向車が来てたら完全にアウトでした。
「危ねぇ~」とか言いつつ笑ってましたが、本当に危ない状況だったってのを判っていたんでしょうか。
「ま、判ったから笑って誤魔化そうとしたのかも」とポジティブシンキング(?)しながら、有料道路の龍王峡ラインへ。
ここはボーナスステージ、ヒャッホ-と一気に降りていきます。ただトンネルと後続車(四輪)にだけは気を付けてっと。
鬼怒川温泉を越えての二段階右折ポイント。
1つ目を渡って信号が変わるのを待っていたら、後ろから来た数台が前の赤信号を無視して渡ってきました。
しかも監視人が止めるのを振り切って。だから気づかずにという事ではなく。
「結構いい歳の連中なのにねぇ、こういうの見ると気分メゲるよなぁ……」(先の例と合わせてね)
田園の中を上り下りして、最後のエイドポイント(80kmちょい)に到着。
去年同様お蕎麦を頂きます。旨し。
そしてとちぎTVの撮影に巻き込まれそうになったのでさくっと出発します。
天気は急速に回復……というか、もしかするとこの辺りは朝から晴れていたのかも。
さて、これまた去年も書いたんですが、終盤のここから先が地味に厳しいわけです。
そこそこの峠を1つ越えて、その後が川沿いをじわじわひたすら登るコース設定。
それ行けやれ行けと登って行くんですが……「あれ?膝にキてるかな?」
なんと、ここまで来て左膝が怪しい感じに。
「前回は右で今日は左か、ホント、どうしてなんだろうなぁ?」
今日は走り方にもずいぶん気を付けていたんですけどね。
「頑張れ俺!そして左膝」と励ましながらじわじわ上って。
よれよれになりつつ霧降大橋まで登ればもうゴールしたも同じこと。あとはひたすら下るだけです。
そしてゴール!
走行距離97.8km、走行時間4H25M、平均速度22.0km/h
去年より距離が30km近く伸びて、平均速度が同じって数値には充分に満足。
今年はエイドでの休憩も最小限でしたしね。(その分実力に近い数字になったはず)
左膝も結果的には「痛い!」というまでにはならず。
ただこの違和感はいつものアレで間違いなし。ホント、膝が痛くなるのって気まぐれで要因が掴めないんですよねぇ。
そういえば今回のイベント、久しぶりに足を使い切った感じがしました。後半はスタンディングすると内ももがプルプルするほど。
その割に心肺にはちょい余裕があるような。
これはいつもと逆のパターンで、これまた要因は不明っと。
受付で完走証明を貰い、去年同様マッサージサービスがあったのでお願いします。
「左膝がアレで腸脛靱帯がー」と話して入念に揉んで頂いて。「痛テテテテ」
マッサージ師さん曰く「尻の筋肉がコチコチ」らしく。んー、ジムでそこそこストレッチしてるつもりなんですけどねぇ。
荷物をまとめて会場を出て。
駐車場までの上りは予想通り辛くて。「あー、次回は第二駐車場を狙おうかなー」
車に自転車積んでの帰り道。走り切ったご褒美に、自分にソフトクリームを奢ります。
自宅でおろした自転車を改めて眺めると、見事にドロドロなわけでして。
「あー、こりゃぁ『洗車は後日!』ってわけにはいかないわー」
<余談>
去年「なんで75km/hも?」と書いた最高速。今年も72km/hなんて数字が出ていたりとか。
2年連続って事は間違いじゃなさそうだけどどこで出たのか見当もつかず。いいとこ50km/hなんですけどねぇ、体感的には。
※ホント、何かの間違いのような気がしてならないんですけどね。
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