去年から散々騒いできた膝の痛み。
これまでの状況はこんな感じ。
・長距離を走ると右膝の外側が痛む。20kmくらいでも出ることがある。
・膝の外側が痛いのは「腸脛靭帯炎」 原因はO脚ガニ股の場合が多い。
・クリート位置をいろいろ変更→治る。
・今度は左膝外側に同じ症状が。
・クリートを右と同じに調整→治らない。
・右も治ってないかも?
・シューズインソールを交換→膝には関係なさそう。
・足が内反してるかどうか測定→異常なし。
・シューズにプラ板入れてカント調整→変わらず。
※詳しくはサイト右のカテゴリーから「04_技術・体」ででも。
実は、これだけ苦労していた膝痛が、今年になってからほぼ発生しなくなりました。
40km程度のポタリングはもちろん、一番酷かった70km以上の長距離(俺基準)も何度か走って問題なし。
疲れた疲れた言いながらも無事帰ってこれました。ホント膝が痛むと疲れ云々とは別の辛さになりますからね。
さて、それではどうして膝痛が収まったのか、何が良かったのか?って事なんですけど。
■まず思いつくのがこれ、「前傾姿勢」
いつぞや、痛みが出てからでも上半身を前傾すると痛みがやわらぐって事に気づきました。
なのでその後、普段から骨盤を寝かせて(倒して)の前傾姿勢を意識するようになって。
それがなんとなく形になってきたせいか、ハンドルが近く感じるようになってステム交換(延長)なんてのもしてみるわけです。
また「そんな前傾姿勢ってロードバイク的にはどうなん?」って調べて、「おじぎ乗り・やまめ乗り」なんてのへ繋がっていくんですが、これはまぁ(今のところ)別の話という事で。
■もう一つが、「普段の歩き方」
以前も書いたとおり、俺、体型的にはO脚じゃないんですが、靴の踵は外側が減るんですよ。
つまり潜在的というか、動的にO脚なのかもと。
そう思って普通に歩いている時に意識してみると、足の裏の重心が、
・踵→土踏まずの外側→親指の付け根
と曲線的に移動してるような気がする。
重心が土踏まずの外側にある時ってO脚気味ですよね?
なのでこれが、
・踵→土踏まずの直下→親指の付け根
と直線的になる(歩く)よう直しました。
※左:これまで、右:改 (両方とも「右足を裏側から」見た場合ということで)
これ、結構効いた気がします。
ロードバイクのペダリングと普段の歩行にどれだけ関連があるかはわかりませんし、そもそも田舎での四輪移動メイン生活でちゃんと修正できてるかも微妙ですけどね。
それでも、よく言われるペダリング時の母指球への意識が高まったのは間違いなさそうです。
……とまぁ、現時点ではこんな感じです。
今のところ膝痛が再発する気配はありませんが、もちろんまだまだ安心はしていません。
半年くらいしてから、「あー嘘うそ!前に書いたこと全部嘘!(痛たたたた)」とかやっているかもしれませんからね(笑)
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コメント
ありがとうございます。感動しました。
インソール交換やカント調整はしていませんでしたが、まったく同じ症状でした。
普段の歩き方も同じでO脚ではないのに靴の外側ソールが減るということに数十年悩んでいて、
病院まで行ってMRIまで撮って膝の軟骨まで検査してもひざ痛が治らなかったのに光が見えました。
歩きも自転車も足の外側に力が入っており、母趾球を意識して歩く!漕ぐ!で治りました。
あとはランニングでひざ痛がどうなるかですが、最低でも軽減はされそうな感じです。
本当にありがとうございました。
名前が774RRじゃもったいないですよさん:
参考になったのであれば幸いです!
んでもあまり信用はしないでくださいね、本文にも書いたとおり半年先にどうなっているかはわかりませんから(笑)
でも、本当の原因はともかく、症状が軽くなるってのは良いですよねぇ。先日のうつのみやサイクルピクニックでもしみじみ感じましたよ。