ステム交換とハンドルポジション

 突然ですが、ステムを交換しました。
 
 いや、「自転車の教科書」を読んでヤマメ乗り(おじぎ乗り)に興味を持ったから……ってわけでもないんですけれど。
※この本には頷けるところと首をかしげるところと両方あって。
 
 
 なんか最近、「今のハンドル、もしかして近いんじゃない?」と思う事が多くなったんですよね。
 
 それそれ!って走っていて、気づくと手がSTIの先っぽを握ってる。
 
 ゆっくり寛いでる走ってて、なんとなく腕が余る気がする。
 
……とか、いつの間にかハンドルの遠い側を持つことが増えて来たんですよ。なのでハンドル自体を遠くしてみようかなと。
 
 これが良い事か悪い事かもわからないし、ましてや素人が勝手にポジション変えて良い事なんてあるはずないんですが、ま、何事も経験という事で。(もしくは試行錯誤)
 
 
 さて、今標準で付いているステムはリッチー、サイズは90mm、角度は84度。(ARAYAのサイトによる)
 
 どれくらい延ばすか悩んだんですが、思い切って120mmにしました。
 
 +30mmというのは結構大幅な変更(らしい)ですが、この手のポジション変更はある程度大胆にしないと効果が判りにくいですから。
 
 そしてやりすぎてたら、次に中間を選べば良いわけです。
 
※この辺りはオートバイでの経験から。
 
 
 新しいステム購入の際気を付けるのは、ハンドル径(バークランプ径)とステム径(コラムサイズ)とのこと。
 
 うちのエクセラレースは、ハンドル径31.8mm、ステム径1-1/8インチ。
 
 これはロードバイクとしては標準のサイズらしく、選択肢には困らなさそう。
 
 
 いろいろ調べた・探した結果、モノはシマノを選びました。
 
 アルミ製で色も良くて堅実っぽいし、何よりお値段が手ごろだったので。
 
 
201804171
※Shimano PRO LTステム 31.8mm/120mm/+-6度
 
 
 ステム長は予定通りの120mm、角度は6度。
 
 ちなみに6度と84度って同じ意味なんですってね。
(足すと90度:プラスとマイナスの違い)
 
 
 交換作業に難しい事は無し。
 
 アンカーボルトを云々はハンドルの高さ変更で経験済み。
 
 アンカーは軽く締めて位置決め(ベアリングのクリアランス)して、ステムのボルトはオーバートルクに注意しつつもしっかりと。その後アンカーボルトをもう一度。
 
 ハンドルクランプも回らないようしっかりと。
 
 心配していたケーブルの長さは、これくらいの変更だったら問題なしでした。
 
 
 面白かったのは、新しいシマノのステムは「上側はピッタリ締め付けて下側でトルク調整しろ」(意訳)だったのに対し、今のリッチーは上下の隙間が均等になるようセットしてあった(購入店作業)ってこと。
 
 この辺りはメーカーの違いなんでしょう。
 
 俺的にはシマノのやり方の方が、オートバイのミラーステーとかと同じなので馴染みやすいですね。
  
 
201804172
※長さ比較。こうしてみると30mmの違いってかなり大きいです。
201804173
※本体にもTOP CLOSE GAPの文字が
 
 
 もう一つ書いておきたいのが、ハンドルの位置というか回転させる角度というか。
 
 
 最初、元と同じ位置にハンドルをセットしたんですがどうにも落ち着かない。
 
 ちょっと考えて、STIが下がる方向にハンドルを回転させたら凄いしっくりときました。
 
 とにかく下ハンドルが握り易い。何より、「下ハン握ってのブレーキがとてもとても操作しやすい!」
 
 これ、目から鱗でしたよ。
 これまではブレーキレバーの遊び調整だけでなんとかしようと思ってましたから。
 
 こんなに楽になるんだったらもっと早く回しておけば良かったなと。
 
 まぁその分、ブラケット握りの位置がずいぶん下りましたけど。
 
 ともあれ、これで下りはより安心して走れそうです。
 
 
201804174
※使用前
201804175
※使用後 (角度が違っててすいません) 
  
 
 さて、肝心の走りへの影響は?
 
 これからチェック……する暇あるかな?なにしろ、早くも半月後にはイベントが控えていたりするんですよねぇ(笑)
 
 
 
 
 
 
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